2021-01-01から1年間の記事一覧

200. 村雲江

<無銘:郷義弘(名物:村雲江)> ・室町時代 ・郷義弘 作 ・重美認定日 1934.12.20 ・重文指定日 1952.03.29 ・現在 個人蔵(大阪) 越中の郷義弘作と極めの刀で、 本阿弥光徳にが江州から取り出し太閤であった豊臣秀吉の目に入れたところ 波紋の沸が「村…

198. 一文字則宗

鎌倉初期に備前国で活躍した福岡一文字の祖にあたる刀工 後鳥羽上皇に集められた12人の御番鍛冶の1人で、 則宗は、1月(正月)を担当した 則宗は「菊一文字則宗」として多く知られているが、 実際に則宗の刀に菊花紋を刻んだものはなく 後鳥羽上皇による菊花…

196. 泛塵

<金象嵌銘:泛塵 真田左衛門帯之> ・室町時代 ・宇多国次 作 ・現在 所在不明 鎌倉後期に大和の宇陀郡より越中に移住した古入道国光を祖とする宇多派の1人。 真田幸村の佩刀として知られているが、 1615年・大阪夏の陣にて幸村が戦死した後に 幸村が14年過…

194. 大千鳥十文字槍

千鳥十文字槍とは、比較的太い湾曲した刃が穂から左右上向きに 十文字の形になっている槍の一種。 十文字の刃が上向きになっているのが、 千鳥が飛び立つように羽を広げているように見えるためこの名がついた。 「日本で有数な兵」と評される真田幸村の愛槍…