35.　後藤藤四郎

刀剣乱舞

＜短刀　銘：吉光（名物：後藤藤四郎）＞

・鎌倉中期

・粟田口藤四郎吉光　作

・重文指定日　1953.11.14

・国宝指定日　1954.03.20

・徳川美術館　所蔵

・享保名物帳

 

＜作者＞

粟田口吉光が打った短刀の中では27.7㎝と大ぶりで華やかな刀。

 

＜名前の由来＞

江戸期の初代金座・後藤庄三郎光次が所持していたためこの名が付いた。

 

＜来歴＞

時期は定かでないが、後藤庄三郎より土井利勝に贈られた。

 

1629.08.29に老中・利勝より、徳川３代目将軍・家光へ献上された。

 

1639.09.28に家光の長女・千代姫の婚礼の引出物として後の尾張２代目藩主・光義に拝領された。

 

以降、尾張徳川家に伝来した。