<短刀 銘:吉光(名物:毛利藤四郎)>
・鎌倉時代
・粟田口藤四郎吉光 作
・東京国立博物館 所蔵
毛利輝元の愛刀であったためこの名が付けられた。
輝元より、徳川家康に献上され、1600年・関ヶ原の戦いの際、池田輝政に下賜された。
以降、池田家に伝来した。
1891.11.16に明治天皇が侯爵池田家に行幸した際に、章政より献上された。
1947年に宮内庁より、東京国立博物館に移管された。
輝元が12歳前の少女を気に入り、その後他家に嫁いだその少女を略奪し側室にしたという逸話がある。(古老物語より)
関ヶ原の戦いでは、毛利家は西軍、池田家は東軍だったが直接戦うことはなかった。