細川家:永青文庫 所蔵組

 

細川家は、鎌倉時代から江戸時代にかけて栄えた武家であり、

本姓は源氏で、清和源氏・足利家の支流である。

 

<肥後細川家>

1. 藤孝(丹後宮津城主)

山内一豊より「小夜左文字」を譲渡される

 

2. 忠興(初代小倉藩主)

「歌仙兼定」の持ち主であり名の由来にもなった

元より所持していた「篭手切江」が稲葉丹後守正勝に贈られた。

古今伝授の相伝と共に「古今伝授の太刀」が烏丸光広に贈られた。

1581.04.12の茶会にて「地蔵行平」が明智光秀に贈られた。

 

3. 忠利(初代熊本藩主)

大飢饉による資金繰りの為「小夜左文字」が売却される

稲葉正利より「篭手切江」が贈られた

 

5. 綱利(3代熊本藩主)

「歌仙兼定」が家老・柏原定常(定道?)に拝領された

「篭手切江」が稲葉正往の老中就任の祝いとして贈る

 

16. 護立(細川家16代当主:2代熊本藩主・護久の子)

細川家の宝物を所蔵する「永青文庫」を設立した

持ち主を転々としていた「歌仙兼定」を買い戻した