27. 鯰尾藤四郎

<脇指 銘:吉光(名物:鯰尾藤四郎)>

鎌倉時代

粟田口吉光 作

徳川美術館(愛知県)所蔵

享保名物帳(焼失の部)

 

<名前の由来>

薙刀から脇差に磨り上げられたため、刀身がふっくらしていたことから鯰尾と名付けられた。

 

<来歴>

織田信雄から豊臣秀頼に伝わったが、1615年の大阪夏の陣の際に大阪城と共に焼身

その後、徳川家康が初代越前康継に焼き直しをさせ、尾張徳川家に伝来した。