87. 大和守安定

 

江戸期に紀伊で生まれた刀工で、30歳を前に江戸を出て、

和泉守兼重に師事したといわれる大和守安定がうった刀。

 

反りが浅く、剣先も極めて細い作風だったため、よく斬れるが

扱いにくかったために安価だったと言われている。

 

加州清光と同じく、沖田総司の愛刀だったといわれるが、現在は行方不明。

新撰組組長・近藤勇の愛刀だった虎徹に似ていたため所持していたといわれている。

 

新撰組の大石鍬次郎も愛用していたといわれている。

・幕末志士の伊庭八郎の愛刀でもあったといわれている。